重症度別の治療法
PAHの治療法は合併症の有無や
重症度により異なります
病気の進行を抑える目的で
軽症や治療初期であっても
併用療法を行うことがあります
PAHの治療は、患者さんの状態によって異なり、一般に専門の施設で行われます。
PAHの治療では、進行をできるだけ早い段階で抑えることが重要です。そのため、複数のお薬を使用する併用療法が行われています。患者さんの状態によっては、内服薬に加えて注射薬も組み合わせて治療することがあります。
ただし、心臓や肺の疾患を合併している場合は、1種類の内服薬を使用する単剤療法から開始することが一般的です。また、膠原病などの合併症がある場合は、合併症の治療が優先されることもあります。
不安を感じたり、わからないことがあれば、主治医や薬剤師に気軽に相談しましょう。


日本循環器学会. 2025年改訂版 肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症および肺高血圧症に関するガイドライン
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/JCS2025_Tamura.pdf
(2025年12月閲覧)より作成






